こんばんは塩原俊之です。
いよいよ新宿コントレックスvol.10の出演団体が決定!そして本日よりチケットも発売となりましたー!
出演団体はコチラ
■アガリスクエンターテイメント
■kinki-zan
■劇団だるい
■集団田中’98
■永田小夜/金田彩花
(50音順・出演順は当日発表!)
チケットのご予約はコチラ
https://ticket.corich.jp/apply/50832/詳細はコントレックス公式サイトにて
http://conterex.agarisk.com/既に多数のご予約頂いております!本当にありがとうございます!
毎回満員御礼のイベントなので、ご予約はお早めにー。
というわけで最近はコントレックス用の稽古したり会議したり水面下で色々と動いております。
アガリスク的にも大きな決定が二つほどあるのですが、情報のリリースはもう少々お待ち下さい!という感じですね。OKが出次第またこのブログで発表させてもらおうかと思います。
さて今日は10月7日、ナイゲンの最終日からちょうど一ヶ月くらですかね。
ほどよく熱も冷めてきたところで色々と思い出しつつ例の備忘録を書いていこうかと思います。
【その1 ナイゲンとの出会い】
これはもう遡ること7年前、2006年の話になるんですねー。
当時まだお芝居なんてやった事もなければ観た事もほとんど無かった自分。
地元の行きつけの居酒屋でアガリスク主宰でナイゲンの脚本家の冨坂と出会ったんですね。
Fさんという、僕の中学の先輩であり冨坂の高校の先輩にあたる人物が我々を引き合わせてくれました。
(ちなみにナイゲンの舞台にもなっている国府台高校で、本物の内容限定会議で議長をやっていたそう!)
そこで冨坂からアガリスクという団体で芝居をやっている。今度ナイゲンという芝居をやるのでチョイ役で出ませんか?とオファーされたのがキッカケでした。
まぁイキナリそんな事を言われても首を縦に振ることはできなかったんですが、なんだか面白そうだったのでとりあえず観に行ってみようかなと足を運んだんですね。
アガリスクエンターテイメント
第3回公演
ナイゲン
2006年9月30日
市川市勤労福祉センター
市の公共施設の会議室にて、うわこんなとこでお芝居やってんのか、と初めてみたアガリスク作品がこの「ナイゲン」でした。
感想はどうだったか?と聞かれても、昔過ぎて正直あんまり覚えてないんですよねw
ただこれをキッカケに入団、その次の本公演から出演したので、何かしら引っかかったんでしょうね当時の自分(他人事)
この公演に関して自主映画監督の小野光洋さんから頂いた感想がコチラ
------------------------------------------------------------
「十二人の優しい日本人」を思わせるディスカッション・コメディー。
‘会議は踊る’のパターンの群像劇だ。
どうでもいい問題の重箱の隅をネチネチつついたり、規約にあまりに忠実すぎたりするバカバカしさ。
脚本がなかなかよくできている。笑うべきところで笑える。
‘民主主義’や‘法令遵守’に対するアイロニカルな視点が効いている。
それでいて、‘三人集まれば文殊の知恵’的に、肯定的視点でしめくくるのも的を射ている。
「会議」には、いい面も悪い面もあるのだ。
一方で無駄と思える展開もそこかしこに見受けられ、正直上演時間2時間は長い。
せっかくだから、脚本を換骨奪胎し、演技面の練度も上げて、再演に挑んではどうだろう。
なんだかもったいない。
それにしても、高校時代は文化祭に意味なく燃えたものだ。
あの頃は、何でも楽しんでやろうという気概に溢れていた。
そんなことも思い出させてくれる芝居だった。------------------------------------------------------------
非常にありがたい感想で(俺出てないけどw)分かりやすくて好きなレビューです。
そして2012年(去年)に上記の小野監督の言うとおり、本当に再演してしまったのです。
実はナイゲンは2006年版から2012年版にかけて、もはや別物と言ってもいいぐらい全編書き換えられています。
けれど上記のレビューで言及されていることは2012、2013年版にも継承されています。
描き方は大きく変わったけれど、この作品で伝えたい事はそんなに大きく変わってなかったのかもしれませんね。
それにしても、高校時代は文化祭に意味なく燃えたものだ。
あの頃は、何でも楽しんでやろうという気概に溢れていた。
そんなことも思い出させてくれる芝居だった。2013年版を観て頂いた方達にも、そんなことを思い出してもらえてたらいいな、なんて思ったり。
2013/09/26 最終稽古を終えて一枚
長いな記事。。。
その1はこの辺で許しといてやろう!